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第一回SPRING起業セミナー開催!Vol.2

· 起業支援,イベントレポート,川崎町のスゴイ人

前回の記事に引き続き、第一回のSPRING起業セミナーの様子をご紹介していきます。

今回は、潮紙(うしおがみ)代表の塚原さんの和紙への想いや、業界の課題、今後への展望などについてご紹介していきます。

和紙業界の課題

塚原さんが和紙づくりを4年間も自分で続けることができたのは、自分で原材料を作ることができていたことが大きかったそうです。

塚原さんは、原材料の栽培から下ごしらえ、加工までをご自身で行なっています。

昔は農閑期に農家の方々が行う作業として存在していたのですが、後継者不足などにより、その役割を果たす方がどんどん減ってきています。

今ではほとんどが国外で栽培・加工されており、加工済みのものを輸入しているところがほとんどのようです。

そうした中でも原材料となる楮(こうぞ)の栽培をここ川崎で続けてきた塚原さん。

川崎産の和紙にこだわり続けてきた甲斐もあって、塚原さんの和紙を求めての、大口の注文もあるそうです。

しかしそれでも、年々和紙の注文というものは数が減少しているようです。

和紙づくりは、基本的にはお客さんに合わせて和紙を作るという流れになっています。

つまり、お客さんの「和紙を使いたい」という需要がなければ、なかなか生産や消費につながらないという状況になってしまうようです。

最近では、電灯を囲うランプシェードとしての役割で和紙が注目されていたり、私たちの日常の中で様々な場所に使われてはいるのですが、お客さんご自身で和紙をオーダーするというところまでの道のりは、まだ少し遠いのかもしれません。

今後の展望

そういった中での塚原さんの今後の展望としては、塚原さんの師匠がそうであったように、ご自身でも障がい者の雇用を生み出していき、和紙づくりをしていきたいとのこと。

また、それと同時に若い方々に向けて和紙づくりを教えたり、体験するということも積極的に行っていきたいとおっしゃっていました。

アメリカ人のお弟子さんもこれから一年間つくようで、そういった日本の技術を国外にて継承していくことも大事だとお話しされていました。

もちろん、手すき和紙の体験も行っていく予定です。

現在、遠野市で緑峰高校の企画として、ホップから作った和紙を作ろうという体験も行っているそうです。

楮などの材料以外でも和紙を作ることができるということを知れば、もう少し和紙を身近な存在に感じることができるかもしれませんね。

先日オープンしたイーレ!はせくら王国の2階部分でも、和紙づくりの体験コーナーを設置するご予定のようで、ぜひそちらにも足を運んでみてはいかがでしょうか。

なかなか日本人に馴染みの深いようで、体験したことのない和紙づくり。

ここ川崎町で、国産の和紙にこだわりつづける塚原さんという起業家の魂が込められた和紙。

和紙は一度作ると、1000年以上持つといわれています。

1000年に渡る自分だけの特別な和紙を川崎町で作ってみてはいかがでしょうか。

手すき和紙工房潮紙

代表:塚原英男さん

Facebook: https://www.facebook.com/ushiopapermill/

所在地:宮城県柴田郡川崎町今宿笹谷町80
e-mail:usiogami@me.com

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