Return to site

第四回SPRING起業セミナー開催!Vol.1

昨年の11月30日に第四回SPRING起業セミナーを開催しました。

これまでに続き、今回の記事でも2回にわたって、濃密な内容をお届けいたします!ぜひご覧ください!

· イベントレポート,起業支援,川崎町のスゴイ人

SPRING起業セミナーとは、川崎町でご活躍されている起業家の方々をお呼びし、起業に至った経緯や自身のビジネスへの想い、今までの困難や乗り越え方に等について、起業家の目線からお話いただく講義です。

今回は峩々温泉の6代目、竹内宏之さんにお越しいただきました。

峩々温泉に跡取りとして生まれるも、仙台市内の中学~大学を経て、一度は東京に就職した竹内さん。どのような想いで地元へ帰ってきて、現在はどのようなビジョンを持って旅館業を営んでいるのでしょうか。

ベースにあるのは先代からの教え

峩々温泉は、開湯から150年、6代にわたり「湯治文化」が受け継がれてきた秘湯です。観光名所である蔵王のお釜に一番近い温泉宿で、胃腸病の名湯として知られています。

そんな峩々温泉の6代目として生まれた竹内さんは、小学校は地元の川崎小学校青根分校に通い、中学から大学までを仙台市内の東北学院で過ごします。中高では寮に入り、男子寮ならではの縦社会の生活だったそうです。

大学卒業後は船井総合研究所に入社し、約4年間経営コンサルティングとして活躍されました。そして、26歳を迎えた頃、峩々温泉に戻ってきます。家業を継ぐことに対して抵抗はなかったのか、と伺うと、幼い頃から「6代目」と呼ばれて育ったため、家業を継ぐことに対して迷いや疑いは抱いていなかったとのこと。

10代から20代半ばまで、実家と離れた場所で生活されていましたが、何をするにもそのベースにあったのは幼少期の峩々温泉での暮らしとその中で得た先代たちからの教えでした。

竹内さんのおじい様、すなわち4代目の頃に、旅館内に新たな建物を建てようと造成を始めたところ、温泉が止まってしまいました。この出来事を受け、死に場所を考えるほどにおじい様は落ち込み、「大地に触れるべからず」という家訓が生まれました。家訓の背景には「峩々温泉は自分のものではなく、蔵王からの預かりもの」という考えがあります。世の中の旅館やホテルの経営者の一部には温泉を自分のものだと思っている方もいる一方で、竹内さんはこの家訓の通り、温泉を預かっていることを忘れず一生懸命に守っています。

小さな成功体験を積め

峩々温泉に戻ってきてから2年間は、峩々温泉で運営しているソーセージレストラン「ベルツ」にて店長として働きました。

当時、ソーセージレストランであるにも関わらず、ソーセージに力を入れていない状況に危機感を感じた竹内さんは、料理長と共にドイツのフランクフルトへ1年間の修業の旅に出ます。

本場の味を食べ歩いたり、様々な研修を受けた結果、ソーセージの大会で金賞を受賞!

竹内さんがお父様の影響で始めたスキーで、よく共に滑っていた仲間の方が、偶然局地研究所の職員だったという縁もあり、ソーセージは南極の昭和基地に納品され、日本人だけでなく、様々な国のクルーたちにふるまわれました。

経営者は「小さな成功体験」を積み重ねることで成功のクセを付けるべきだと竹内さんは語ります。

ドイツで自分のソーセージが認められるかどうか、南極で活躍するクルーたちに振舞われるソーセージにベルツが選ばれるかどうか。

こうした「他人から評価される場」に自ら飛び込み、1つ1つクリアしていくことで、事業や自分自身の役割、必要性について認識することができ、さらなる成功へとつながります。

この小さな成功体験の積み重ねの重要性は、コンサル時代に叩き込まれたそうです。

Vol.1では、竹内さんが峩々温泉を受け継ぐまでの物語や、経営者としての心構えについてお伝えいたしました。

後半部分となるVol.2では、コンサルティング業界で培った知見や、竹内さんの経営哲学に触れていきます。

ぜひそちらもお楽しみに!

All Posts
×

Almost done…

We just sent you an email. Please click the link in the email to confirm your subscription!

OK