『川崎町・技の匠 ぐるりもっけの会』をご存知でしょうか。
川崎町に認定された、川崎町在住のあらゆる分野の「ものづくり」に卓越した技術を持ち、地域おこしや生産活動を実践している方々の会で、町内外の人々に地域産品の素晴らしさや技術の継承、後継者育成などの活動を行っています。
原木きのこ、竹細工、つる細工、しめ縄、木工品、パッチワーク、押し花、山野草などなど・・・
様々な匠がいらっしゃる中、今回は寄木細工の皆川昭さんにお話を伺ってきました。


ご先祖様が青葉城建城時に江戸から仙台に移り住み、それからなんと13代続く大工さんだそうです!たしかに手を見せていただくと、まさに職人さんの手!とてもかっこいいです。

仕事中の昼休みに独学で作りはじめ、周りの方に喜ばれたことが寄木細工をはじめたきっかけだそうです。その後、川崎町の文化祭に市松模様の花台を出展したところ、『技の匠』に認定されました。

秋の彼岸から春の彼岸の間、寒い時期に切った木は水分が下にさがっているため、皮がはがれず綺麗な状態のまま保たれるそうです。写真の「孫」と書かれている作品の周りはしだれ桜で、ニスなどを塗らずとも、綺麗なまま。図面を引き、ぴったりとパーツを合わせ、ときにはノミを使って手彫りで模様を入れたりと、長年の大工さんならではの経験と技術が詰まっています。

皆川さんは、毎年秋に川崎町役場会場で開催されている『技の匠まるごとフェスティバル』(詳しくは、川崎町役場 農林課 0224-84-2111 まで)の他、町内のイベントなどで展示販売しています。
また、今年はSPRINGでも『ぐるりもっけ』のミニイベントがあります!秋のイベント開催時期と旬が合わず、いままで出展できなかった匠(野生ランなど)に出会えるチャンスです。ぜひ遊びに来てくださいね。
7/14(土)10:00~15:00
ぐるりもっけ ミニイベント@みやぎ川崎SPRING
SPRINGのイベント情報はこちらからどうぞ。